家賃収入による贈与

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賃貸マンションの運営を節税対策にするケースでは、次の様な効果を期待出来ます。

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土地を更地にしておくよりも、次のように相続税を減らす効果があります。

①土地の相続税評価額が2割引きに

賃貸マンションを建設すると、相続税法では土地を「貸家建付地」として評価をすることができます。

土地を更地にしておくよりも土地の相続税評価額は概ね2割引きとなりますので、相続税対策となります。

②建物の相続税評価は現金よりも6割引きになる

現金の相続税評価額は、現金の価値そのものです。

しかし、現金を使って賃貸マンションの建物を建設しますと、建物の相続税評価額は、現金で持っているときよりも概ね6割引となります。

そのため、相続税対策となります。

③小規模宅地の特例により、土地の相続税評価額はさらに減額

賃貸マンションを建設すると、相続税法では土地を2割引きで評価をすることができます。

さらに、不動産の貸付として使っている土地は、小規模宅地の特例の制度を使うことができます。

この小規模宅地の特例の制度により、200平米までは5割引きとなりますので、より効果がある相続税対策となります。

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バブル期には賃貸マンションを建築する際、借金をしてまで賃貸住居を建築する事が流行りました。

「借金は、相続税を計算するとき相続財産から差し引くことができるから」。

という事が根拠でしたが、結論から言えば、借金を背負ってまで建築しても効果はあまり変わりません。

むしろ借金を背負った分、その後の賃貸経営に行き詰まり、結局物件を手放してしまった。という事例もよく聞きます。

賃貸物件の建設は、確かに節税効果は有ります。

しかし、建物のメンテナンス、広告費や管理費等の維持費用の事や、立地によっては、お部屋が全く決まらず、予定通り運営出来ない危険性も多分にはらんでいます。

建築会社からの提案だけで判断するのではなく、近隣賃貸物件の募集状況をインターネットで調べてみたり、信頼できる地元の不動産業者等、実際に物件に客付けをする会社に相談されることをおすすめいたします。

 

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土地は利用をせず、ただ持っているだけでは固定資産税がかかるだけです。

この場合、固定資産税は経費にはなりません。

他方、土地に賃貸住居を建築して、家賃収入を生み出す事業として利用することで、固定資産税は経費となります。

又、賃貸マンションの建物部分は減価償却として経費にすることが出来ます。

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不動産収入は不動産所得として所得税の課税対象となりますが、不動産所得が赤字になれば、損益通算をすることが出来ます。

その結果として所得税の節税をすることが出来るケースも有ります。