相続した土地から産業廃棄物がでた事例

相続した土地は現在畑です。

以前はおばあちゃんが作物を育てていました。

そんな土地を相続された方から、農家をやることはないので売却したいとの相談を受けました。

 

不動産業者としては、必ず隣接地に声をかけます。

なぜかというと境界でもめている事があったり、何か売主が知らない事実があるかもしれないからです。

 

すると隣地の方は、おじいさんから今の畑の一部を分けてもらい土地を購入しておりました。

それはよかったのですが、色々お話をしていると一点気になることをおっしゃいました。

井戸が好きなので井戸屋さんに頼んで掘ってもらったら、何か固い岩盤?にあたって掘れないので、色々場所を移動して道路に近い所でやっと掘れたというお話しでした。

 

この時点でもしかしたらという疑念が浮かび上がりました。

それは産業廃棄物などの建築に支障をきたすガラなどが埋まっているのではないかというものです。

土地を掘り起こして確認することまではできません。

そこで万が一を考えて売主にも事情を説明し、契約書に万が一ガラなどがでた場合は売主の費用負担にて撤去するという文言をいれて契約をさせてもらいました。

 

そして建築段階の時のボーリング調査でやはりおかしいということになり、掘ってみることとなりました。

結果大量のガラが出てきてしまったので、すべて撤去し土、砕石などをいれてことなきを得ました。

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なぜこんな事があるのかは誰もわかりません。

推測ですが、昔の農家の方が建築などの手伝いをした時にお金をもらって、自分の使っていない土地に捨ててしまったからではないかと思われます。

 

売買における判例では、この場合は売主に責任があるということとなっております。

現在では契約書の条項に売主の瑕疵担保責任は〇〇ヶ月負うという文言を入れることが常識となっております。