相続物件に井戸があった場合

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今回の依頼人は昭和55年の戸建て住宅を相続された方の相談です。

 

県外にお住まいで物件のことはあまり知らないということです。

まず、調査から始めました。

すると敷地に井戸があり、現在も使用できる状態にあります。

前面道路には市の水道管がありますが、井戸を使用している方もたくさんおられます。

どうしても水道に引きなおさなければならないということはありません。

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物件の両隣のお宅はどうなのか道路から見ますと水道管が引き込まれていません。

井戸のポンプが見えます。

念のために声をかけさせてもらったところ、驚きました。

なんと依頼人の敷地から水をくみ上げて両隣へ配管を通して供給しているそうです。

つまり自分の敷地内に他人の配管が埋まってしまっています。

 

これでは新築する際に配管がじゃまとなり、大問題となるのは確実です。

なぜこうなったかというと、建築当時は水道管がなくやむを得ず3件で分岐したみたいです。

 

解決策は前面道路に水道本管はあるので引きなおしをしてくれるようにお願いすることです。

 

しかし今回、一件のお宅は了承して頂いたのですが、もう一件のおじいさんがガンとして応じてくれません。

理由は土地の購入の時にそういう理由で買ったのだからという一点張りです。

 

当時はよくても時代が変われば変更も必要です。

もし裁判にすれば引きなおすことは認められると思いますが、なるべく大げさにしたくないという依頼人の希望があったため話合いで解決を求めてきました。

 

しかしどうしても折り合ってもらえず、やむをえず弁護士に相談し手紙を書いて頂いたところ、県外に住む息子さんから電話きて、親父が頑固で申し訳なかったということですんなり引きなおしに応じて頂けました。